観光情報 | 郷土の食
じゃばら
Jabara (Citrus Fruit)
たった1本自生していた幻の柑橘
「邪気を払う」と伝えられ、北山村で古くから自生していた「じゃばら」。柑橘王国和歌山では柑橘の品種改良が盛んに行われていますが、じゃばらは自然交配によって自生していた天然の柑橘。酸味と苦味が独特の風味を醸し出し、天然食酢としてさんま寿司や紅白なますなどに使われていました。販売目的で生産されていなかったため、昭和52 年にはついに1本だけになってしまいましたが、その希少性から地域おこしの柑橘として注目され、現在では栽培や商品開発が積極的に行われています。(写真提供:北山村)
体に優しい自然の恵み
この珍しい果実を育んだのが、山深い北山村の気候。山に囲まれて冬は気温が低くなるため、生食用のみかんやレモンなどの栽培には不向きでした。しかし、じゃばらは柑橘類としては珍しく寒さに耐性があります。独特の気候とじゃばらの特性が功を奏し、北山村で自生できたのではないかと考えられています。種が少ない良質のものがとれるのも北山村産じゃばらの特徴です。
じゃばらに関する詳細情報は、北山村観光センターへお問い合わせください。
北山村観光センター に関する情報は以下のとおり
所在地 | 北山村観光センター 〒647-1604 和歌山県東牟婁郡北山村下尾井335 道の駅おくとろ内 |
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開所時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎週木曜日 |
アクセス |
公共交通:JR 紀勢本線熊野市駅より北山村村営バス乗車、「おくとろ公園」下車すぐ。 車:大阪・和歌山方面から 上富田ICから約90分。 |
駐車場 | 有り(無料) |
お問い合わせ先 | 北山村観光センター TEL:0735-49-2324 Web:https://www.vill.kitayama.wakayama.jp/kanko/jabara/ |
※情報は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず現地・施設へご確認ください。