遮るもののない抜群の見晴らし（神倉山のゴトビキ岩）

神宿る熊野三山。そのはじまりの場所

ゴトビキ岩は、熊野三山に祀られている熊野大神が降臨したと伝わる聖なる場所。538段にも及ぶ急峻な石段を登り、高さ約11mのゴトビキ岩に参拝。振り返って、新宮市街と彼方まで広がる太平洋の大海原を見渡せば清らかな気持ちになります。

勇壮な火祭りの舞台

ゴトビキ岩はおよそ約1500万年前に熊野地方で起こった火山活動で生じた流紋岩。日本書紀の神武天皇記に「天磐盾(あまのいわたて)に登りて」との記載が見られ、これが急峻な山の岩肌とその上のゴトビキ岩だと考えられています。古くから修験道の行者が集う場所として知られ、その長い歴史の中で生まれた「御燈祭り」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。毎年2月6日には白装束に身を包んだ上り子が松明を片手に駆け降ります。

神倉山のゴトビキ岩の絶景スポット

※情報は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず現地・施設へご確認ください。