
地玉の浜では付加体である牟婁付加体が露出するとともに、熊野酸性火成岩類の流紋岩との境界が露出する。牟婁付加体の礫岩層には、かつて大陸上で作られたオルソコーツァイトの円礫が含まれている。外の取の火成岩には、マグマが冷え固まる時の収縮により形成された柱状節理が発達している。半島の展望台からは宇久井の町が陸繋砂州(トンボロ)の上に成り立っている様子が観察できる。宇久井半島では、温暖湿潤な環境を好む植生が生育しており、スダジイ群落やタブノキ群落が成立している。
基本情報
駐車場 |
あり(宇久井ビジターセンター駐車場) |
備考 |
トイレあり(宇久井ビジターセンター) |