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篠尾こんにゃく

Konjac of Sasabi

篠尾こんにゃく

篠尾のこんにゃくは、和玉と呼ばれる日本古来の在来種のこんにゃく芋から作られます。和玉は、日光に弱く、また水はけの良いところでないと大きくなりません。

現在の集落よりもさらに100m以上登った山の上の緩斜面に、昔のこんにゃく畑があり、年間1トン以上のこんにゃく芋が作られていました。この場所は、かつて地すべりが起こって斜面が緩くなったところです。そのため、水は表面を流れずもっと深いところを流れるため、水はけが良く、さらに東向き斜面であるため、昼すぎには影になる、という和玉の栽培に適している土地でした。

現在は、その場所は杉林に替わってしまい、集落近くで栽培されていますが、こんにゃくの製法は、昔ながらの方法です。くさみがなく、刺身で食べることができますが、収穫量が少ないため、「幻のこんにゃく」とも言われています。

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