古座川町

古座川町

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。(承認番号 平25情使、第72-GISMAP32551号)

高池の虫喰岩

高池の虫喰岩

 「古座川弧状岩脈」の流紋岩質火砕岩が風化し、虫喰い状のタフォニを形成したものです。風化の原因は表面から水が蒸発する過程で、石膏などの微結晶の成長によって岩盤表面が剥がれ落ちて形成されると考えられています。また、耳の病気にご利益があるという信仰もあります。日本の地質百選『古座川弧状岩脈』の主要景観のひとつです。

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河内島

河内島

 古座川河内祭(国指定無形民俗文化財)の祭祀の中心となる岩島です。河内祭りの祭典の中核をなす三艘の御舟は、かつて盛んであった古式捕鯨に用いられた鯨船を、神霊の御座船として軍船風に装飾したものです。御神体となる河内島は、古座川弧状岩脈の花崗斑岩でできています。

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宇津木石採石場跡

宇津木石採石場跡
 加工の容易さから石垣や壁などの石材として利用されてきた宇津木石の採石場跡です。樫野埼灯台や潮岬灯台建設のための石材としても利用されました。宇津木石は一枚岩などと同じ古座川弧状岩脈の流紋岩質火砕岩です。

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牡丹岩

牡丹岩

 流紋岩質火砕岩の風化によってタフォニが発達し、牡丹の花のような形状が形成されています。日本の地質百選『古座川弧状岩脈』の主要景観のひとつです。牡丹岩には、昔、村人たちが対岸からやってくる大蛇と出会わないようにするため、必ず咳をしてからそのそばを通ったという民話がある。

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古座川の潜水橋

古座川の潜水橋

 古座川町明神にある潜水橋です。増水時には、川の中に潜ることで流木などによる被害を避けられるようになっています。住民の存続保存の要望により再整備されました。

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古座川の一枚岩

古座川の一枚岩

 「古座川弧状岩脈」の流紋岩質火砕岩で出来た巨大な岩壁です。約1500万年前~1400万年前、「熊野カルデラ」形成に伴い流紋岩質マグマが地表へ噴出する際の通路として、延長20km以上にわたる「古座川弧状岩脈」が形成されました。この岩壁には、一枚岩の守り犬の民話があり、毎年、4月と8月には巨大な守り犬の影が出現します。

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嶽ノ森山

嶽ノ森山

 古座川弧状岩脈がつくる双耳峰の岩山で、ナメトコ岩(流紋岩質火砕岩)、巌の巨人・豆腐岩(花崗斑岩の柱状・板状節理)などの景観は見ごたえがあります。時季には、シャクナゲ、ヒカゲツツジ、キイジョウロウホトトギス、アサマリンドウなどの花を見ることができます。

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真砂の舟着き場跡

真砂の舟着き場跡

 牟婁層群の砂岩と泥岩の選択浸食により形成された河床地形をうまく利用した、真砂舟の船着場跡です。”真砂舟”は昭和20年代まで、古座川流域の主要交通機関でした。近くに交通の要所として栄えた真砂集落跡が残っています。

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佐本渓谷の古座街道

佐本渓谷の古座街道

 かつて主要な交通路として利用された古座街道の峠を越える区間です。福井谷集落跡を通って佐本川の渓谷から峠に上る道沿いには石造や石畳が残されています。佐本渓谷には紀伊半島の土台をなす付加体の牟婁層群が露出し、海底扇状地に堆積した地層や断層が観察できます。

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滝の拝

滝の拝

 滝の拝の河床を形成する熊野層群の地層は、熱水変質をうけて白色硬化しています。均質に硬い岩石を豊富な水流が穿ち、さまざまな形と大きさのポットホール(甌穴)や水路状の瀞が形成されました。滝の拝太郎の龍宮民話(何通りかのストーリーがある)が残っています。7月には滝の岩壁を無数のボウズハゼやヨシノボリがよじ登るのを見ることができます。

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鳴石

鳴石

 「紀伊続風土記」には、この石が川の流れる音を反射して鳴るので成川の地名の元になった、と書かれている巨石です。熊野層群の砂岩でできています。