絶景スポット
V字谷が織りなす峡谷美(オトノリ)
Otonori
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日本で唯一、筏から眺める絶景
日本で唯一、飛び地の村である北山村。山から川まで標高差600m以上もあるV字谷を流れる北山川は、山から切り出した木材を新宮まで運ぶ水路としても利用されていました。現在は標高差600mもあるこのV字型の渓谷を丸太で組んだ筏で下る「観光筏下り」が行われています。スタート地点から程なく差し掛かる「オトノリ」は、激流で昔は事故が多く、家の長男ではなく弟を筏に乗せたことから名前がついたとか。岩を避け、流れを読みながら、筏師が巧みに筏を操る躍動感とともに眺める景色はまさに絶景。晴れた日にはエメラルドグリーンの美しい川と、山並みを彩る常緑樹の緑のコントラストが訪れる人の目を楽しませてくれます。
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約7000万年前の地球に思いを馳せよう
この筏下りのコースそのものが「北山峡」と呼ばれるジオサイト。また渓谷の岩石は南紀熊野ジオパーク地域内最古のもので、約7000万年前に海底で堆積したもの。筏の降り場のそばには付加体と、比較的浅い海に堆積した前弧海盆堆積体の境界が見られるジオサイト「小松の不整合」があります。
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※情報は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず現地・施設へご確認ください。