南紀熊野ジオパークにおける研究活動を公募します(第3期)
南紀熊野ジオパーク推進協議会では、研究活動の活性化及び地質現象のさらなる解明に資することを目的に、最長3年の研究助成を行います。
◯名 称 : 南紀熊野ジオパーク研究助成金交付事業(第3期)
◯応募期間 : 令和3年6月9日(水)まで(必着)
◯対象者
(1)申請者は、大学院修士課程(博士前期課程を含む。)修了以上の学歴を有する者、またはその者で構成されるグループとします。
(2)その他の要件
・助成金の交付決定を受けた年度の3月15日までに実績報告書を提出できる者
・過去5年(2016年以降)に責任著者として英語で書かれた査読付き論文への掲載がある者を1名以上含むこと
・助成を受けた年度において、南紀熊野ジオパークの関連イベントに年1回程度、協力できる者(時期、内容については応相談。)
・研究で得られた成果を英語で書かれた査読付きの国際的学術誌へ投稿できる者
(3)申請は、研究代表者が行ってください。
◯助成金について
(1)助成金の額
予算の範囲内で、1件あたり最長3年間(年度単位で更新あり)で最大500万円
※収支予算書については、単年度毎(交付決定から翌年の3月15日まで)で年度毎の作成が必要となります。ただし、1年目150万円、2年目200万円、3年目150万円を上限とします。
(2)助成対象となる経費
直接経費(物品購入費、旅費等)及び間接経費(研究設備整備費等)。
間接経費については、直接経費の30%以内の額とします。
(3)助成率 10/10
(4)審査により、令和3年度は、2件程度を採択します。
◯要領、要綱、様式等
・ 申請様式
※申請様式は、「南紀熊野ジオパーク助成金交付要綱」にも含まれています。
提出方法については、紙書類で郵送または直接持参してください。(令和3年6月9日17時必着)
また、事前の相談にも対応します。お気軽にご相談ください。
申請に係るQ&A(随時更新します)
①実施計画書の用紙枚数に、制限はありますか?
枚数制限は、特に設けておりません。
②実施計画書は、一般の方がわかる書き方がよいのでしょうか?
地質学関連分野の研究者が理解できる内容でお願いします。審査は、南紀熊野ジオパーク推進協議会の学術専門委員により、審査を行い、採択順位を決定した上で上位2件程度を採択します。
③別記4 当該研究に関わる者の名簿について、大学院生等も含め全ての関係者を記入する必要がありますか?また、実施計画書の提出段階で未定の者は、後で含めることはできますか?
研究に携わる方を把握する目的ですので、大学院生等も含めて、研究に関わる方を記入してください。たとえば、研究費で雇用する方や旅費を負担する方は、必ず含めてください。実施計画書の提出段階で研究協力者が未定の場合、収支予算書に経費のみ計上しておき、後で決まった段階で別記4の名簿を差し替え(更新)していただければ結構です。
④別記第1号様式の書き方について教えてください。
「2助成金交付申請額」は、上段に令和3年度分の直接経費と間接経費の合計額
中段に事業収支予算書で積算した直接経費の額
下段に事業収支予算書で積算した間接経費の額
「3研究の着手予定年月日」は、「令和3年7月1日以降」
「研究の完了予定年月日」は、3年分の申請をする場合であれば「令和6年3月15日」としてください。
⑤審査はどのように行われますか?
審査は、6月中に行います。研究の実現可能性及び南紀熊野ジオパークのテーマへ貢献していただけるかなどの観点で協議会内で行われます。
⑥間接経費は、30%にする必要はありますか?
間接経費は、公的研究機関において助成金の管理を行っていただく費用として設けております。研究代表者の方が、直接、公的研究機関の事務担当と相談して、30%以内の範囲で決めてください。(150万円の助成の場合、直接経費1,153,847円、間接経費最大346,153円となります)
⑦添付書類にある「研究機関の在籍に係る証明書(写)」は、どのようなものを添付すればよろしいでしょうか?
たとえば、大学の在職証明書(写)や職員証(写)など、研究機関に所属していることがわかる書類をお願いします。
◯第1期の採択状況
10件の応募がありました。
当協議会にて採択案件の審査を行った結果、2件のテーマが採択されました。
〇第2期の採択状況
11件の応募がありました。
当協議会にて採択案件の審査を行った結果、2件のテーマが採択されました。
◯申請・問い合わせ先
〒649-3502
和歌山東牟婁郡串本町潮岬2838-3 南紀熊野ジオパークセンター内
南紀熊野ジオパーク推進協議会 事務局 担当:福村成哉
TEL:0735-67-7100 FAX:0735-67-7191
Mail:e0320005@pref.wakayama.lg.jp