JAMSTECと連携し、新宮市教育委員会理科部会の研修及び講演会を開催しました
８月２６日（火）午前中に、新宮市教育委員会理科部会に所属している先生方に向けて、国立研究開発法人海洋研究開発機構（以下、JAMSTEC）が提供する「海洋STEAM教育教材」を活用した研修会を実施しました。JAMSTECの担当の方から海洋生物や環境の変化、プラスチックごみ問題、地震や防災などをテーマに授業で活用できる教材や指導方法を学びました。南紀熊野ジオパークの教育普及についても意見交換を行い、今回の研修を通じて、児童が主体的に海と自分たちの暮らしのつながりを考える力をはぐくむ授業づくりを進めてもらえればと考えています。
また、この日の午後からは、JAMSTEC特任参事である倉本真一氏をお招きして、ジオパークガイドや行政職員に向けた特別講演会を開催しました。倉本氏は、地球深部探査船「ちきゅう」の運用リーダーとして数々のプロジェクトを主導され、「しんかい6500」などの海洋調査プラットフォームの開発・運用にも携わってこられました。現在、南紀熊野ジオパーク推進協議会のアドバイザーとして、助言をいただいています。先端的な生命地球科学の事例を紹介いただきました。ありがとうございました。
