絶景スポット
カルデラ火山の迫力に思いを馳せる（古座川の一枚岩）
The Ichimai-iwa of Kozagawa River
大きさは日本最大級
約1500万年前、熊野地方で巨大な火山の噴火がありました。爆発的な噴火によって地面が陥没して熊野カルデラが生まれ、その南の縁に沿って火山灰やマグマが固まってできた弧状の火成岩脈ができました。古座川弧状岩脈と呼ばれるこの火山活動の名残はあちこちに露出していますが、一枚岩もそのひとつ。高さ100m、幅500mもの巨大な岩壁がそびえ立つその姿は思わず絶句する迫力です。
1日ごとに、季節ごとに異なる表情
朝日が登った直後、太陽が岩全体を美しく照らし、雨の日は岩肌にいくつも滝の筋が生まれます。雨上がりに立ち上る霧に包まれた一枚岩も神秘的です。秋には紅葉が、春には桜が、周囲を彩ります。特に11月以降は川の水量が減るため、鏡のような川面に姿を映す様子も見られます。
道の駅「一枚岩 monolith」から眺めてみよう
道の駅「一枚岩 monolith」のカフェスペースからは、窓いっぱいに広がる一枚岩をゆっくりと堪能できます。店内では地元の特産品の販売や、地元でとれた鹿や猪を使ったジビエ料理、天然あゆなど、美しい山々と古座川の清流の恵みを味わうことができます。
古座川の一枚岩の絶景スポット
| 所在地 | 道の駅 一枚岩 monolith 〒649-4235 和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2 |
|---|---|
| アクセス |
公共交通：JR きのくに線古座駅より、ふるさとバス本川線乗車約30分、「一枚岩」下車徒歩約3分。 車：大阪・和歌山方面から すさみ南ICから約40分。 |
| 駐車場 | 有り（無料） |
| 対応言語 | 英語の解説看板あり |
※情報は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず現地・施設へご確認ください。
