絶景スポット
勇魚(クジラ)とりに思いを馳せる(梶取崎)
Kajitori-zaki Point

熊野の海原に何が見える?
古式捕鯨発祥の地、太地町。町全体が熊野灘に突き出るような形をして、その先を泳ぐ鯨を捕り始めたのが1606年。梶取崎は高台に位置し、鯨を見張り沖の舟を指揮する「山見」が置かれていた場所です。無線などの通信手段がない時代、沖の船団との連絡に使った狼煙場の跡が残っています。

もうひとつの山見「燈明崎」にも立ち寄ろう
同じ太地町内の燈明崎にも「山見」が置かれていました。燈明崎から梶取崎にかけて、地震のたびに隆起して形成された海岸段丘と呼ばれる高台と崖が続いています。見渡す限りの大海原をフィールドに、怯むことなく漁に向かっていた海の民の暮らしに思いを馳せてみましょう。



梶取崎の絶景スポット

※情報は変更になる場合があります。お出かけ前に必ず現地・施設へご確認ください。