約1500万年前~1400万年前に複雑なマグマの動きによって形成された火成岩体である。ナイショ碆やナビラカの海岸でも多様な火成岩が混在する。潮岬灯台周辺の海岸では、海底火山の産物である枕状溶岩や岩脈群、化学成分の異なるマグマ同士からできた火成岩の境界を観察できる。火成岩の断崖上には潮岬灯台と潮御崎神社がある。潮岬灯台は、明治3年に仮点灯し、明治6年に本点灯した日本最初の洋式木造灯台である。明治11年には石造りに改築され、古座川町産の”宇津木石”が用いられた。潮御崎神社の石垣には枕状溶岩などが用いられている。
基本情報
駐車場 |
有料駐車場あり |
交通アクセス |
串本町コミュニティバス 潮岬線「潮岬東大前」バス停から徒歩約5分 |
備考 |
トイレあり(潮岬灯台前公衆トイレ) |