JAMSTECの有吉さんが2014年度日本地震学会論文賞を受賞!

 昨年の6月に、南紀熊野ジオパークガイドスキルアップ講座の講師としてお話ししていただいた、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)地震津波海域観測研究開発センターの有吉慶介技術研究員が2014年度日本地震学会論文賞を受賞されました。

 おめでとうございます。

 この論文は,沈み込みプレート境界の深部で発生する超低周波地震の活動を数値シミュレーションで再現し、プレート境界深部に多数の小さなひっかかり(アスペリティ:asperity)が存在するという概念を導入することによって、超低周波地震の移動現象がこうした小さなひっかかりの連鎖破壊である可能性を提示しました。
 また、超低周波地震活動が海溝型巨大地震の発生前に変化し、移動速度は速く、発生周期は短くなるなどを見い出し、プレート境界の巨大地震の発生時期について、観測に基づいて推定精度を向上できる可能性を示しました。
 これらの成果および今後の発展性などが評価され、2014年度日本地震学会論文賞に選ばれました。

 今後、スキルアップ講座でお話しいただいたDONET(地震・津波観測監視システム)を活用した海底リアルタイム観測をすることにより、地震発生メカニズムの解明が期待されます。

日本地震学会関連ページは、こちら
http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=3093

受賞論文(英語)は、こちら
http://svr4.terrapub.co.jp/journals/EPS/pdf/2012/6408/64080693.pdf

関連する研究成果(日本語)は、こちら
【東北大学サイバーサイエンスセンター】
http://www.ss.cc.tohoku.ac.jp/refer/pdf_data/v43-1/v43-1_p21-26.pdf

昨年のスキルアップ講座は、こちら
http://www.nankikumanogeo.jp/2014/06/14/1012/
 ariyoshi